リフレクソロジー、カイロプラクティック、タイ古式マッサージ、アロマリンパトリートメント、マッスルワーク・筋膜リリース、ヨガ、開脚トレーニングなど、様々な自然療法を用い皆さんの健康のサポートをしておりますトータルボディケアサロンHelianthus〈ヘリアンタス〉の箕浦陵子です。サロン名のHelianthus〈ヘリアンタス〉は、ラテン語で『ひまわり』の意です。ひまわりのように明るく、そして暖かく皆さんを照らすことが出来るように、という願いを込めて名づけました。

 

皆さんは、ご自分が『健康で元気な生活をするのに必要なカルシウム量』を十分摂れていると思いますか?

 

前回のブログの流れからいくと、今日はカルシウムの『吸収率』について書く予定でしたが、ふと、「皆さんは1日にどれくらいのカルシウムを摂取すればいいのか意識していらっしゃるのかな…」と思い、今日は予定を変更して『私達は1日に一体どれくらいのカルシウムを摂取する必要があるのか』について書こうと思います。

 

カルシウムの摂取基準は正確には年齢・性別によって異なりますが、日本人の食事摂取基準によると大まかには:

 

成長期の子供では   600〜1000mg

大人では  550〜650mg

 

と言われています(日本人の食事摂取基準2015年版参考)。しかし、この値、世界の基準と比べてみるとかなり低い値であることをご存知ですか?

 

米国科学アカデミー医学研究所の食品栄養委員会が定めた食事摂取基準によると、

 

成長期の子供では  1000〜1300mg

大人では  1000〜1200mg

 

と記載されています。

 

この違いは何なのでしょう?

 

日本の値が「私達が生きるために最低限必要な摂取量」であるのに対し、世界基準の値は「私達が健康で元気な生活をするために必要な摂取量」であると言えそうです。

 

統計によると、私達日本人のカルシウム摂取量は日本基準の値にさえ達していません。つまり、世界基準の値にはほど遠いことになります。

 

実際、私達日本人の体と欧米人の体を比べると、日本人の体の方が硬い傾向にあります。それに対し、欧米人の方が筋肉に弾力があり、背骨にもしなやかさが感じられます。この差の原因の大きな部分をカルシウムの摂取量の違いが占めていると言っても過言ではありません。

 

カルシウム源となる食品の代表的なものとして、牛乳・乳製品・骨ごと食べられる小魚、また、白菜やブロッコリー、ほうれん草などの野菜が挙げられますが、例えば、牛乳1000mg中に含まれるカルシウムは多くの場合227mgです。これは日本の摂取基準値の約3分の1、世界の摂取基準値の約5分の1の量です。また、体内での吸収率が最も高いと言われている牛乳に含まれるカルシウムでさえ、その吸収率は約40%なので、牛乳だけで1日に必要なカルシウムを摂取しようとすると、日本基準でも7〜10ℓ、世界基準なら10〜14ℓの牛乳を1日に飲まなけれはならないことになります。普通では到底飲むことの出来ない量です。

 

こうして見ると、1日に必要なカルシウム量を摂取するのが容易ではないことが分かってきます。

 

ただ命を繋ぐだけに必要な量のカルシウム摂取に満足せず、健康で元気な生活を営むために必要な量のカルシウムをしっかり摂ることを意識して頂くきっかけになれば、と思います。

 

次回は、カルシウム源となる食品についてもう少しお話しながら、吸収率にも言及していけたら、と思っています。

 

 

 

追伸)当サロンでは、カルシウムを始め栄養のご相談も受け付けております。良質のサプリメントも取り揃えておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

 

 


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